八雷神/八色雷公
やはしらのいかずちがみ/やくさのいかずち
- 神話・伝説
- 総称

玉蘭斎貞秀(神佛図會)
祭神ランキング1003位
八雷神/八色雷公とは?
八雷神/八色雷公は記紀神話などに登場する雷の神の総称。火雷大神、八雷とも表記される。神話では、火の神・軻遇突智を生んだことで死亡し、黄泉国へ去った伊弉冉尊の腐乱した体には8柱の雷神が成ったとされる。変わり果てた妻の姿を見て逃げ出した伊奘諾尊の後を追わせたが、桃の実によって撃退されている。古事記では大雷、火雷、黒雷、析雷、若雷、土雷、鳴雷、伏雷の8柱とあるが、日本書紀に鳴雷、伏雷は見られず、山雷、野雷がいたと記される。また古事記と日本書紀では、生じた体の部位にも差異が見られる。神名のイカは厳を、チは霊の意とし、伊弉冉尊の生命力から生まれた精霊との説がある一方、邪神、邪鬼、魔物とする説もある。雷を司り雨を降らせる雷の神として、農業守護、祈雨のご利益がある。 八雷神/八色雷公は霻霳神社(岩手県一関市)、檜峰神社(長野県諏訪郡)などで祭神としてまつられている。霻霳神社はこの地に落雷があり、土地の鎮守のために雷神をまつったといわれている。檜峰神社は八ヶ岳権現とも呼ばれ、八ヶ岳の権現岳山頂直下に鎮座する。権現岳は、古くより修験道による八ヶ岳信仰の中心とされた。八ヶ岳の名称由来の一つに、八雷神/八色雷公によるとの伝承もある。
出典文献
古事記
日本書紀
先代旧事本紀
神格
雷の神
ご神徳
農業守護 祈雨
別称・異称
八雷神やはしらのいかずちがみ
古事記
神様グループ
祀られている主な神社
八龍神社
(福岡県小竹町新多字上白309番)
