渡部斧松
わたべおのまつ
- 歴史的人物
- 男神・男性

渡部神社(パブリック・ドメイン)
祭神ランキング1527位
- その他
江戸 [1794年~1856年]
渡部斧松とは?
渡部斧松(1793-1856)は江戸時代後期の人物。久保田藩(秋田県能代市)の足軽の子供として生まれる。父は 檜山所預多賀谷氏配下の渡部惣十郎である。地元である男鹿の鳥居長根(若美町長根)はやせた土地の上に耕作地が少なく常に貧困にあえいでいた。斧松は叔父の渡部惣治とともに鳥居長根の開墾を藩に願い出て許しを得た。斧松は叔父の惣治と協力し開墾に力を尽くすことになる。叔父の惣治は開墾半ばで亡くなってしまったが、斧松は開墾の努力をあきらめることはなかった。斧松は干ばつの際にも水が枯れなかった鮪川の滝の頭を水源と定め開墾地までの用水の整備を始めたが、その工事は困難を極め工事を請け負った作業員も次々に脱落をしていった。しかし斧松は自らの身体を縄で結び「土砂で埋もれた場合には引き上げてくれ」と言いながら開墾を続け、いつしか周囲の者も斧松の熱意におされて再び開墾に従事するようになった。やがて開墾が進んだ鳥居長根には農民の移住が増え始め、渡部村という名の新たな村が生まれるに至る。開墾の成果により天保の大飢饉をも乗り切ることができた。さらに斧松は備蓄米の積み立て、市場の開設、村法の制定など村の発展に大きく貢献した。 斧松は秋田県男鹿市にある渡部神社に祭神として祀られている。斧松は秋田の開拓の父と呼ばれ、同時期に農聖と呼ばれた二宮尊徳と並び称されるほど尊敬を集めている。
ご神徳
ご神徳は不明です。
祀られている主な神社
渡部神社
(秋田県男鹿市払戸字渡部31)
