鍾馗 神社の神様 - 神社ファン

鍾馗

しょうき

  • 神話・伝説
  • 男神・男性
鍾馗

月岡芳年(新形三十六怪撰 鍾馗夢中捉鬼之図)

祭神ランキング1527位

鍾馗とは?

鍾馗は中国の民間伝承に登場する道教の男神。古代より中国で魔除けの神として信仰されてきた。伝説では、病に臥した唐の玄宗皇帝の夢に現れ、邪鬼を払い皇帝の病気を治す。大きな目と濃いあごひげをもつ鍾馗の姿を、画家の呉道玄に命じて描かせたことが始まりとされる。鍾馗の姿絵は魔除けとして臣下に下賜されていたが、下賜された役人が門戸に貼るのを見た庶民へと広がっていき、大晦日に疫鬼を追い払うため鍾馗の姿絵を門戸に貼る風習が、いつしか端午の節句に鍾馗像を飾るように変わっていった。日本には室町時代に伝わり、端午の節句の幟や五月人形として取り入れられるようになった。この端午の節句に鍾馗を飾る風習は主に関東で、京都を中心とした地域では、魔除けや厄除けとして、瓦で作った鍾馗像を屋根の上で見ることができる。日本で疱瘡(天然痘)が流行した江戸中期には、朱刷りや顔を赤く塗った鍾馗が疱瘡除けとされた。ご利益は、疱瘡除け、学業成就など。 鍾馗は鍾馗神社(京都市東山区)で祭神としてまつられている。鍾馗神社は若宮八幡宮の境内末社で、境内には陶器神社がすでにあり、瓦で作られた鍾馗も同じ焼き物であることから2013年に建立された。

出典文献

道教の神

ご神徳

疱瘡除け 学業成就