山部赤人
やまべのあかひと
- 歴史的人物
- 男神・男性

狩野探幽(三十六歌仙額 パブリック・ドメイン)
祭神ランキング776位
- 公家(貴族)
- 歌人
奈良 [~736年]
山部赤人とは?
山部赤人(700-736)は奈良時代の人物。天神系氏族である久米氏の一族で、続日本紀などの正史には名が見られないことから下級官人だったのではないかと目されている。三十六歌仙の一人に数えられるほか、柿本人麻呂とともに歌聖の称号を得るほどの歌人であった。また、大伴家持は宮廷歌人としての荘厳で格式の高い歌風を指すために山柿の門という言葉を使ったが、これは柿本人麻呂と山部赤人を並べた言葉であるとされる。行幸などに随行した際の天皇讃歌が多いことから、聖武天皇時代の宮廷で活躍したと考えられている。また、歌の内容から諸国を漫遊していたともされる。万葉集には長短歌合わせて50首が、拾遺和歌集以下の勅撰和歌集には49首が入首している。自然の美しさなどを詠んだ叙景歌を得意とし、その表現は周到に計算し尽くされたものであるとの評価を得ている。赤人が生涯を終えた地には赤人桜という桜の木がある。これには赤人が冠をかけると枝から取れなくなり、そのまま永住することになったという伝承が残されており、これをきっかけに当地には赤人を祀る山部神社(滋賀県東近江市)が建てられた。また、隣接する赤人寺は赤人が建立したとされている。 赤人を祀る神社として、他には和歌宮神社(静岡県静岡市)が挙げられる。
ご神徳
別称・異称
山邊赤人やまべのあかひと
その他
祀られている主な神社
山部神社
(滋賀県東近江市下麻生町214)
和歌宮神社
(静岡県清水区蒲原1418)
山辺神社
(島根県出雲市大社町杵築西2084番地)
