兄多毛比命
えたひものみこと
- 神話・伝説
- 男神・男性

祭神ランキング1003位
兄多毛比命とは?
兄多毛比命は先代旧事本紀などに登場する男神。大多毛比とも呼ばれる。出雲臣の祖・二井之宇迦諸忍之神狭命の十世孫で、第13代成務天皇の治世に无邪志国造《むさしのくにのみやつこ》に任命された。氷川神社(埼玉県さいたま市)の社伝には、出雲族を引き連れこの地に移り住み、一族の祖神をまつり氏神としたとあり、武蔵国のいくつかの神社の創建に関わったとして、由緒などにその名を見ることができる。奈良時代の古記録「高橋氏文」によると、第12代景行天皇の東国巡行で上総国(千葉県)安房の浮島宮へ至った際、磐鹿六鴈の命により天皇に献上する食事を作ったとされる。 兄多毛比命は坪宮(大國魂神社摂社・東京都府中市)、出雲祝神社(埼玉県入間市)などで祭神としてまつられている。坪宮は初代国造となった兄多毛比命以降、代々の国造が奉仕し、またその霊をまつったとされる。大國魂神社の例大祭では、国造代(奉幣使)が神馬に乗り坪宮へ御輿渡御の報告をした後、御旅所に向かい幣を奉る古式「国造代奉幣式」が現在でも行われている。
出典文献
先代旧事本紀
ご神徳
ご神徳は不明です。
