鍬神
くわがみ
- 神話・伝説
- 木鍬

表記なし
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鍬神とは?
鍬神は民間信仰の神。木で作った鍬形を御神体としてまつったことを始まりとする。いわれには諸説あるが、伊勢神宮に属する神職たちが、伊勢神宮での鍬山伊賀利神事《くわやまいがりしんじ》で使用された鍬として諸国に送り、それが「お鍬さま」と呼ばれ村々へ送られたとの説が広く知られる。お鍬さまには神輿が用意され次の村へと向かう。村では歓迎の祭りが催され、お鍬さまの後には唄い踊る行列ができたといわれ、この祭りは「お鍬祭り」として60年毎の壬戌や丁亥の年に行われ現在も続いている。鍬神の信仰は江戸時代初頭に中部、東海地方で流行した。一説には、鍬形を運ぶ一行は伊勢を発ち、東海道、信州、甲州それぞれを通り江戸へ向かったとされる。しかし信州では、多くの人が集まり踊りながらついてくる行列で関所を越えることが難しく、そこから引き返したことから、関所のあった土地から北には鍬神をまつる神社が見られないといわれる。ご利益には五穀豊穣がある。 鍬神は各地の御鍬社、御鍬神社でまつられている。鍬神信仰が流行した時代には、近在の村が合同で伊勢神宮から鍬神を勧請し、各村で順番に豊作を祈願する祭りを奉じ、最後の村では社殿を建立し氏神としてまつるということも行われた。
出典文献
民間信仰
ご神徳
五穀豊穣
祀られている主な神社
八幡宮
(静岡県掛川市字東大谷11421)
