狭穂姫命
さほひめのみこと
- 神話・伝説
- 女神・女性

月岡芳年
祭神ランキング1003位
狭穂姫命とは?
狭穂姫命は記紀に登場する女神。古事記では沙本毘売命あるいは佐波遅比売命と記述されている。第11代垂仁天皇の皇后。父親は第9代開化天皇の皇子彦坐王、母親は春日建国勝戸売の娘沙本之大闇見戸売である。実兄に当たる狭穂彦王は垂仁天皇からの皇位簒奪を図り、狭穂姫命に短刀を渡し殺害を命じた。しかし、狭穂姫命は実兄と同様に夫の垂仁天皇を愛しており殺害を果たすことはできなかった。垂仁天皇に攻め立てられた狭穂彦王は堅牢な稲城に立てこもり、天脳に対する降伏に応じなかった。狭穂姫命はこれを悲しみ、皇子の誉津別皇子を抱いて稲城に入る。しかし、狭穂彦王の謀反を許さなかった垂仁天皇は稲城に火を放った。狭穂姫命は誉津別皇子を渡し、助命を嘆願したが、自らは狭穂彦王と共に炎の中で死んで行く。古事記の記載では、狭穂姫命は妊娠中であり、炎の中で誉津別皇子を産み渡したとされている。 狭穂姫命は滋賀県長浜市木之本町にある佐波加刀神社に祭神として祀られている。
出典文献
古事記
日本書紀
ご神徳
ご神徳は不明です。
別称・異称
沙本毘売命さほぼひめのみこと
古事記
佐波遅比売さわじひめ
その他
