温羅 神社の神様 - 神社ファン

温羅

うら

  • 神話・伝説
温羅

表記なし

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  • ご神徳
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  • 主な神社
  • 温羅とは?

    温羅は吉備地方に伝わる伝説上の人物であり、いわゆる「鬼」として語られる存在である。『備中国風土記逸文』や吉備地方の伝承に登場し、現在の岡山県岡山市周辺にある鬼ノ城を拠点としていたとされる。温羅は朝鮮半島から渡来した人物、あるいは製鉄技術を持つ豪族であったともいわれ、吉備の地で勢力を築いたという伝承が残る。朝廷はこれを討伐するために吉備津彦命を派遣し、両者の戦いが繰り広げられたとされる。この物語は後世の桃太郎伝説の原型になったとも考えられている。 温羅は「鬼」として恐れられる一方で、単純な悪鬼ではなく、強大な力を持つ異民族や在地勢力を象徴した存在とみる説もある。鬼ノ城は古代山城として実在しており、その高度な築城技術から、温羅伝承には古代吉備勢力や渡来文化との関わりを指摘する研究もある。また、温羅が鉄を精錬し、農具や武器を生産していたことから、製鉄民を象徴する存在とする説もある。温羅が放った矢が火を吹いた、村人を苦しめたなどの伝承は残るが、一方で吉備地方の発展に関わった英雄視の側面もあり、単純な勧善懲悪では語れない人物として現在も語り継がれている。 温羅にまつわる伝承地としては、鬼ノ城や吉備津神社が知られている。吉備津神社では、吉備津彦命による温羅退治の伝承が残されており、温羅の首が埋められたという「御釜殿」の伝説でも有名である。また、鬼ノ城は温羅の居城と伝えられ、現在は古代山城跡として整備されている。温羅は鬼として恐れられながらも、吉備地方独自の歴史や文化を象徴する存在として現代まで語り継がれている。

    ご神徳

    ご神徳は不明です。

    祀られている主な神社

    艮御崎神社
    (岡山県北区辛川市場160)