猿丸大夫 神社の神様 - 神社ファン

猿丸大夫

さるまるだゆう

  • 歴史的人物
  • 男神・男性
猿丸大夫

狩野探幽 (パブリック・ドメイン)

祭神ランキング1003位

  • 歌人

奈良~平安

猿丸大夫とは?

猿丸大夫(年代不詳)は小倉百人一首に登場する歌人の一人であるがその出自は謎に包まれている。奈良時代初期の人物とも平安中期の人物とも言われているが、実在の人物であるかはやや疑わしい。大夫とは五位以上の官職を持つ者あるいは芸能などを神事に奉納するものを指す総称であり、猿丸大夫という名称も本名であるかは定かではない。猿丸太夫の正体に関しては、聖徳太子の孫弓削王や天武天皇の御子弓削皇子、あるいは悪僧として名高い道鏡であるなど諸説存在している。また日光二荒山神社の神職であった小野氏の始祖小野猿丸であるという伝承も「日光山縁起」には記されているが、猿丸とは二荒山信仰を各地に宣布した神職の総称であるという見方もある。藤原公任によって三十六歌仙の一人に選ばれているが、古今和歌集の真名序に「大友の黒主が歌は、古の猿丸大夫の次なり」という記述がみられるが、小倉百人一首で猿丸大夫の歌とされている歌は詠み人知らずとなっている。また歌集である「猿丸大夫集」も存在しているが、収められている歌は万葉集や古今和歌集の詠み人知らずの歌が多く、猿丸大夫の歌集とはいいがたいものである。 猿丸大夫を祭神として祀る猿丸神社は、京都府綴喜郡と兵庫県芦屋市に存在している。猿丸神社は古くから歌謡・文芸の神様として崇められているが、現在では猿丸のサルを去るとし、丸をガンと置き換えることにより、できものや癌封じなどのご利益があるとされている。また芦屋市の猿丸神社では周辺に猿丸姓を名乗る家があり、長く栄えている事から子孫繁栄のご利益があると言われている。

ご神徳

癌封じ