疫病神
やくびょうがみ
- 神話・伝説
- 不明

月岡芳年
祭神ランキング776位
疫病神とは?
疫病神は民間信仰の神。医学が発達していなかった古代日本では疱瘡などの人々に苦しみや死をもたらす流行り病は人知の及ばない悪神の所業であると信じられ、その神を疫病神、あるいは疫神と呼ぶようになった。疫病神は人々に災厄をもたらす怨霊の一種と捉えられるが、この怨霊を鎮め鎮護の神として崇める御霊信仰という考え方があり、疫病神は進行の対象となる御霊とも言える。行疫神、疫病神、疱瘡神といった神もまた御霊として同一視される場合がある。疫病神はもともと病気などの目に見えない存在の象徴として存在しているため姿形は定かではないが、疫病神を払う朝廷儀式などは平安時代頃から行われるようになった。晩春に花が散る事に合わせて疫病が拡散することを防ぐために祈願する鎮花祭や道の岐で村に侵入する疫病神を追い払うための道饗祭などの祭事がこれに当たる。道饗祭とは具体的には八衢比古・八衢比売・久那斗の三神を祀り、疫病神が都に入らぬように道中で饗応し退散させるという内容である。 疫病神を祀る神社は全国にいくつか存在するが、京都府京都市東山区にある疫神社もその一つ。疫神社は八坂神社境内にある摂社である。蘇民将来の伝承に由来しており、厄病除け、健康祈願などのご利益があるとされている。
出典文献
民間信仰
ご神徳
別称・異称
疫神やくしん
その他
厄神やくじん
その他
祀られている主な神社
厄一王子社
(神奈川県茅ヶ崎市茅ケ崎1132)
鳥屋神社
(島根県出雲市斐川町鳥井815番地)
四宮神社
(福岡県宮若市鶴田1198番)
