稲依別王
いなよりわけのみこ
- 神話・伝説
- 男神・男性

祭神ランキング457位
稲依別王とは?
稲依別王は記紀神話などに登場する男神。日本武尊の子で、兄弟に第14代仲哀天皇がいる。母は日本書紀では両道入姫皇女、古事記では布多遅比売とある。第12代景行天皇は祖父にあたる。近江国(滋賀県)の有力豪族である、犬上君・建部君の祖とされる。稲依別王は治めていた地で農業を勧めたことから稲神と呼ばれ、これが転じて地名の犬上になったといわれる。子孫たちも代々この地を領地として治め、犬上君と呼ばれるようになったと伝わる。また日本武尊の遺功を後世に伝える部民として建部が定められ、母と共に住んでいたその建部の郷に父の御霊を奉斎したとされる。 稲依別王は犬上神社(大滝神社境内社・滋賀県犬上郡)、若宮神社(建部大社摂社・滋賀県大津市)などで祭神としてまつられている。犬上神社には、この地に住みつき災厄をもたらす大蛇を、稲依別王が愛犬・小石丸と退治した伝承が残されている。若宮神社は、父・日本武尊をまつったことに始まる建部大社の境内に建つ。境内には、景行天皇、その皇后・播磨稲日大郎姫命、母・布多遅比売をまつる摂社もある。
出典文献
古事記
日本書紀
ご神徳
ご神徳は不明です。
祀られている主な神社
七所神社
(愛知県中川区伏屋二丁目1701番)
若宮白鳥神社
(愛知県豊川市桜町二丁目7番8)
新茂智神社
(滋賀県大津市関津4-8-1)
建部神社
(滋賀県東近江市五個荘伊野部町457)
犬上神社
(滋賀県豊郷町八目41)
