阿保親王
あぼしんのう
- 歴史的人物
- 男神・男性

菊池容斎(前賢故実)
祭神ランキング776位
- 皇族
平安 [792年~842年]
阿保親王とは?
阿保親王(792-842)は平安時代初期の皇族。平城天皇の第一皇子で、妻は桓武天皇の皇女である伊都内親王、子に六歌仙として名高い在原業平など。本来はいずれ天皇になるべき生まれであったが、祖父にあたる桓武天皇の遺言により、阿保親王は生まれながらにして即位できない運命にあった。さらに青年期には薬子の変の首謀者である父に連座して筑紫に左遷され、33歳で帰京を許されるまで大宰権帥として14年間を過ごしている。晩年には謀反を企てる者たちに協力を請われるが決して与せず、時の太皇太后に密告する形で承和の変を阻止する功績を残した。政治的な騒乱に翻弄されながら生涯を過ごした阿保親王だが、本人は至って謙退で情に厚く、また才覚に恵まれた人物でもあったという。834年に河内国(現在の松原)に移住した際には飢えに苦しむ民衆の姿に心を痛め、仏教の慈悲の思想に基づいた悲田院や施薬院を建てている。また自宅の池を灌漑池として農民に開放するなど、高貴な身分でありながら自己犠牲を厭わず善政を施した人物であった。 現在、かつての居住地跡には阿保神社が創建され、阿保親王は境内の親王社に祀られている。また芦屋には阿保親王と在原業平の父子、並びに菅原道真公を御祭神とした阿保天神社がある。
ご神徳
ご神徳は不明です。
