道反大神 神社の神様 - 神社ファン

道反大神

ちがえしのおおかみ

  • 神話・伝説
道反大神

萩野由之(少年日本歴史読本)

祭神ランキング221位

  • ご神徳
  • 同一神
  • 主な神社
  • 道反大神とは?

    道反大神は記紀神話に登場する岩石。塞坐黃泉戶大神、道返大神、泉門塞之大神ともいわれる。伊耶那美神が亡くなってしまい悲しみに暮れた伊耶那岐神は、黄泉の国へと伊耶那美神を迎えに行くが、腐りはてて見る影もない伊耶那美神を見て恐ろしくなり逃げ出す。伊耶那美神に追われた伊耶那岐神が、黄泉国から逃げ還るさなかに黄泉比良坂を塞いだ岩石に名前が付けられたものが、道反大神である。それは千人がかりで引くほどの巨大な岩石だったが、伊耶那岐神と伊耶那美神はその道反大神を間にして、それぞれ向かい立って夫婦離別の言葉を告げた。現世と冥界の境目である黄泉比良坂を遮断した千引の石には道祖神のような境界神としての役割が見られる。伊耶那岐神がこの岩石を使い現世と冥界の通り道を塞いだことで、それまで曖昧だった現世と冥界の境目がはっきりと分かれ、混沌を防いでいる、という重要な意味もあり「大神」と付いていると考えられている。 石川県羽咋市吉崎町にある湍津姫神社や、山口県山口市徳地船路にある船路八幡宮は、道反大神を祭神として祀っている。

    出典文献

    古事記

    日本書紀

    ご神徳

    ご神徳は不明です。

    別称・異称

    道反大神

    ちがえしのおおかみ

    古事記

    塞坐黄泉戸大神

    さやりますよみどおおおかみ

    古事記

    泉門塞之大神

    よみどにふたがりますおおかみ

    日本書紀

    泉守道者

    よもつちもりびと

    日本書紀

    道返大神

    ちかえしのおおかみ

    日本書紀

    黄泉道守命

    よもつちもりのみこと

    その他

    祀られている主な神社

    八所神社
    (山形県川西町大字吉田字先達前3023-1)
    大石山神社
    (栃木県宇都宮市飯田町595)
    道祖神社
    (千葉県横芝光町姥山430番地)
    白山神社
    (神奈川県伊勢原市上粕屋一之郷2496)
    塞之社
    (石川県宝達志水町海老坂ト42)