葛の葉
くずのは
- 神話・伝説
- 狐(女)

歌川国芳

表記なし
祭神ランキング1003位
葛の葉とは?
葛の葉は葛の葉伝説などに登場する女性。安倍保名の妻で安倍晴明の母。その正体は信太の森にすむ白狐といわれる。安倍晴明の出生にまつわる説話において、狩人に追われていたところを保名に助けられ、恩を返すために人の姿になって保名の元に現れる。やがて2人の間には後の安倍晴明となる男児が生まれるが、子供に狐の正体を見られてしまい「恋しくは 尋ねきてみよ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」の歌を残し保名と子供の前から姿を消す。人と狐の婚姻は平安初期の説話集「日本霊異記」などに見られる異類婚姻譚が基になっているとされ、歌舞伎や浄瑠璃などの題材にもなり「信田妻(信太妻)」として広く知られるようになった。 葛の葉は信太森神社(大阪府和泉市)に祭神の若宮葛ノ葉姫大神としてまつられている。通称の葛葉稲荷神社でも知られ、葛の葉伝説の舞台となった地として保名と葛の葉の物語が伝えられている。社紋は3小葉のうち2枚が裏返しになっている当時この地に生えていた葛で、歌にある「うらみ」は裏見であり当地の葛の葉を指しているといわれる。
ご神徳
安産守護 子授け 交通安全
