久延毘古
くえびこ
- 神話・伝説
- 不明

表記なし
祭神ランキング324位
久延毘古とは?
久延毘古は古事記などに登場する男神。案山子の姿をしており、雨風にさらされて崩れかけていることから崩彦ともいわれる。大国主の国づくりの説話で登場する。海の向こうから天の羅摩船に乗った小さな神が流れ着いたが、誰もこの小さな神の名を知らず、また本人も答えないため大国主が困っていると、ヒキガエルの多邇具久に「久延毘古ならばこの神の名を知っているだろう」と言われる。大国主が久延毘古に小さな神の名を尋ねると、「その神は神産巣日神の子の少名毘古那神である」と答えた。大国主が神産巣日神へ事の次第を伝えると、神産巣日神は小さな神が確かに自分の子の少名毘古那神であると認め、少名毘古那神に大国主の国づくりを手伝うように命じたという。案山子は一日中田畑に立ち世の中を見ているということから、大変物知りで天下のことを何でも知っていると言われるようになった。また古来より人の形であることから神の依り代とされ、収穫祭や小正月などに「案山子上げ」の祭をする地方も見られる。五穀豊穣・農業守護・学業向上・合格祈願などの御神徳があるとされる。 奈良県桜井市にある久延彦神社、石川県鹿島郡にある久?比古神社などが久延毘古を主祭神として祀っている。
出典文献
古事記
先代旧事本紀
神格
ご神徳
別称・異称
久延毘古くえびこ
古事記
山田之曽富騰やまだのそおど
古事記
久延彦くえびこ
先代旧事本紀
祀られている主な神社
久延彦神社
(奈良県桜井市三輪大御輪寺98)
天満宮
(青森県八戸市大久保字沢目14)
白髭神社
(山形県上山市大字中山字新田町2822)
蝦夷神社
(山形県南陽市三間通字円蔵前375-2)
子ノ神社
(神奈川県藤沢市辻堂元町5-2-14)
