オオカムヅミ
おおかむづみ
- 神話・伝説
- 不明

河野通勢 - 建設社(神代の物語)
祭神ランキング349位
オオカムヅミとは?
オオカムヅミは記紀神話に登場する桃。古事記では意富加牟豆美命、大神実命と表記される。古事記の黄泉の国の条で、伊邪那岐命は最愛の妻である伊邪那美命を連れ戻そうと黄泉の国へ赴いたが、腐りはてた伊邪那美命の姿を見て思わず逃げ出した。伊邪那美命は恥をかかされたと怒り、8柱の雷神と黄泉軍に伊邪那岐命を追わせた。様々な手段を尽くし、ようやくたどり着いた黄泉比良坂の麓で桃の木を見つけた伊邪那岐命が桃の実を3つ手に取り、これを投げつけると雷神と黄泉軍は撤退した。伊邪那岐命は自分を救ってくれたこの桃の実に「意富加牟豆美命」の神名を授け、「お前が私を助けてくれたように、人民が苦しいときには助けてくれ」と命じたという。日本書紀では名前は記されていないが、神産みの第九の一書に登場する。古事記と同様、イザナギ命が黄泉の国で8柱の雷公に追われ、道端の桃の木の下に隠れて桃を採り、投げつけると雷公は撤退する。これが桃を用いて鬼を避けることの由縁であると記されている。桃は仙木とも呼ばれ、邪気を払う呪力があると考えられているため、厄災を祓う御神徳があると言われている。 徳島県阿波市の賀茂神社、埼玉県行田市の行田八幡神社、愛知県犬山市の桃太郎神社などにオオカムヅミが主祭神として祀られている。
出典文献
古事記
神格
ご神徳
別称・異称
意富加牟豆美命おおかむずみのみこと
古事記
意冨加牟都美命おおかむずみのみこと
その他
祀られている主な神社
熊野神社
(東京都多摩市関戸5-35-5)
熊野神社
(東京都八王子市大字東中野字九号499)
五社明神社
(富山県朝日町赤川1526番地)
桃太郎神社
(愛知県犬山市大字栗栖字大平853)
神明神社
(愛知県豊田市和合町日向44番)
