ウムギヒメ
うむぎひめ
- 神話・伝説
- 女神・女性

青木繁
祭神ランキング582位
ウムギヒメとは?
ウムギヒメは古事記などに登場する女神。造化三神の一柱である神産巣日之神の娘とされ、キサガイヒメと姉妹にあたる。「古事記」では蛤貝比売と記され、ウムガイヒメとも呼ばれる。また、「出雲国風土記」では、宇武賀比売命と記され、ウムカヒメと呼ばれる。古事記には大国主命が八十神に謀殺された際に、神産巣日之神に使わされたサガイヒメとウムギヒメが蘇生させた逸話が記されている。ウムギヒメは蛤を神格化した神といわれている。大国主命を蘇生させた蛤の白い汁は母乳を象徴しているという説もある。これは母乳の持つ子供を育てる生命力を活かした蘇生を意味しているともいわれ、ウムギヒメのウムは産む、すなわち母が喚起される。また、蛤は古くから薬剤として利用されていたという記述も平安時代に編纂された「和名類聚抄」などに見ることができる。 ウムギヒメは島根県松江市にある法吉神社に祭神として祀られている。出雲国風土記にはウムギヒメが法吉鳥となってこの郷に飛んできて鎮座したという伝説が残っている。病気平癒、安産、子育てなどにご利益があるとされている。
出典文献
古事記
出雲国風土記
先代旧事本紀
神格
貝の神 蘇生の神
ご神徳
病気平癒
別称・異称
蛤貝比売うむぎひめ
古事記
蛤貝姫うむかいひめ
先代旧事本紀
宇武賀比売命うむかひめのみこと
出雲国風土記
宇武加比比売命うむかひひめのみこと
その他
