漢織姫命
あやはとりのみこと
- 神話・伝説
- 女神・女性

玉蘭斎貞秀(神佛図會)

菊池容斎(前賢故実)
祭神ランキング1527位
漢織姫命とは?
漢織姫命は日本書紀に登場する女神。文献には漢織と記載されている。呉国から機織の技術を伝えた渡来人で、後世その功績により紡績の神としてまつられた。日本書紀巻第十四・雄略天皇の段にその名が見られる。それによると、雄略14年の春に渡来系の官吏・身狭村主青が呉国から機織や衣縫の技術者を連れ帰り、その中に漢織姫命が含まれている。機織の技術者たちは、当時、多くの渡来系技術者が暮らしていた檜隈野に移り住み、紡績や衣縫など大陸からの文明技術を伝えた。また、古代の宮廷で裁縫に従事した飛鳥衣縫部や伊勢衣縫部などの祖であるとも伝えられる。ご利益は産業振興、織物業守護がある。 漢織姫命は久留真神社(三重県鈴鹿市)などで祭神としてまつられている。この地に紡績、衣縫の技術を伝えた多大な功績を称えるため神としてまつり、福徳の女神と呼び崇敬した。喜多向稲荷社(兵庫県西宮市)の祭神・織姫大明神は、漢織姫命と、呉国から共にやってきた呉織であるとされ、周辺には織物などに関連した地名が残されている。
出典文献
日本書紀
神格
紡績の神
ご神徳
産業振興 織物業守護
祀られている主な神社
久留真神社
(三重県鈴鹿市白子1-15-15)
