一願成就の天之真名井 歴代天皇の産湯にも使われた洛陽七名水 | 市比賣神社 - 神社ファン

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一願成就の天之真名井 歴代天皇の産湯にも使われた洛陽七名水

更新日:2026年8月10日

天之真名井とは

境内には、「天之真名井(あめのまない)」と呼ばれる御神水があります。天之真名井は、一つだけ願いが叶うと伝えられる「一願成就の井戸」として知られ、多くの参拝者が願掛けに訪れる市比賣神社の代表的な見どころです。
天之真名井
「天之真名井」とは、『古事記』や『日本書紀』などの記紀神話に登場する、神聖な水に付けられる最高位の敬称です。単に井戸や湧水を表す名称ではなく、神聖な水として特別に敬われてきたことを示しています。
市比賣神社の天之真名井は、京都に伝わる名水「洛陽七名水」の一つに数えられています。古くは歴代天皇の産湯として使用されたと伝えられ、茶人として名高い千利休がお茶を点てる際に用いたことでも知られています。皇室とのゆかりだけでなく、京都の茶の湯文化とも深く結び付いた、長い歴史を持つ御神水です。
天之真名井 正面
現在も天之真名井の水は、茶会をはじめ、花展や書展などに用いられています。参拝者が御神水をペットボトルや水筒に入れて持ち帰ることもできるため、願掛けだけでなく、由緒ある京都の名水をいただく目的で訪れる人も少なくありません。持ち帰りたい場合は、あらかじめ清潔な容器を用意しておくとよいでしょう。
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一願成就の願掛け方法

天之真名井の後方には、絵馬掛け所が設けられています。願掛けを行う際は、まず絵馬に願い事を書き、絵馬掛け所へ奉納します。その後、天之真名井の御神水を一口いただき、井戸の前で手を合わせて願い事を祈ります。
奉納された絵馬掛け
この手順で一つだけ願い事をすると、その願いが叶うと伝えられていることから、天之真名井は「一願成就の井戸」と呼ばれています。良縁や安産、健康、学業、仕事など、願いの内容は人によってさまざまですが、自分にとって最も大切な願いを一つに決めて祈るのが天之真名井の願掛けです。
女人守護の絵馬
絵馬には女性用と男性用が用意されており、女性だけでなく男性も願掛けを行えます。夫婦やカップルでそれぞれの絵馬に願い事を書き、一緒に奉納できることも、この場所ならではの特徴です。

歴代天皇の産湯に使われ、千利休も茶の湯に用いたと伝えられる天之真名井は、歴史ある名水であると同時に、現在も多くの人が願いを託す信仰の場所です。参拝の際は御神水をいただきながら、自分にとって大切な一つの願いを込めて祈願してみてください。

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