八卦の碑 | 大将軍八神社 - 神社ファン

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大将軍八神社

だいしょうぐんはちじんじゃ

京都府京都市上京区一条御前通西入ル三丁目西町48

八卦の碑

更新日:2025年12月1日

八卦の碑

大将軍八神社の「八卦の碑」は、御社殿の前、参道の中央に建っています。鳥居と神門をくぐり、参道をまっすぐ進んだ先、本殿の正面にあたる位置に据えられており、参拝者の動線上に自然と視界へ入る配置となっています。
参道上にある八卦の碑
八卦の碑は、円形と八角形を組み合わせた構造で、石柱の上部には「乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤」の文字が刻まれた八角形の石が載せられ、そのさらに上には六芒星をモチーフとした意匠が据えられています。これらの八文字は中国古来の易思想に基づく「八卦」を表し、それぞれが方位と自然現象を象徴する概念です。
八卦の碑
大将軍八神社は、延暦13年(794年)、平安京遷都の際に桓武天皇の勅願によって創建され、都の北西、陰陽道で「天門」とされる重要な方角に星神・大将軍神を祀ったことに始まると伝えられています。大将軍神は方位の吉凶を司る神とされ、移転、旅行、建築、方角移動など、人の行動に深く関わる存在として信仰されてきました。八卦の碑は、その方位信仰を具体的な形として視覚化したものであり、参拝者に「八方すべてを意識する」という大将軍信仰の核心を体感させる役割を担っています。
八卦の碑の裏
石碑に刻まれた八卦は、乾は天、坤は地、離は火、坎は水、震は雷、艮は山、巽は風、兌は沢を象徴しています。これらが一つの円環として配置されることで、あらゆる方角への影響と調和を示し、凶方を鎮め、吉方を導くという大将軍神の性格を端的に表す構成となっています。
大将軍八神社の八卦の碑は、単なる石碑ではなく、平安京以来続く方位信仰と陰陽道文化を現代に伝える象徴的存在です。都の北西を守る結界の中心として、今も静かにその役割を果たし続けており、参拝の際にはぜひ注目したい見どころの一つです。

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