田道間守 神社の神様 - 神社ファン

田道間守

たじまもり

  • 神話・伝説
  • 男神・男性
田道間守

菊池容斎(前賢故実)

祭神ランキング529位

田道間守とは?

田道間守は記紀神話などに登場する男神。「多遅摩毛理」「多遅麻毛理」と表記されることもあるが読み方は同じ。日本書紀は田道間守を但馬清彦の子としているが、古事記には多遅摩比那良岐の子とある。ただし「田道間守はアメノヒボコの玄孫」という見解については記紀どちらにも共通する。また後裔が栄えて氏族・三宅連(三宅氏)となったため、田道間守は三宅連の祖としても知られる。田道間守は垂仁天皇の命により、不老不死の霊薬「非時香菓《ときじくのかくのみ》」を探しに常世の国へ派遣されたという。非時香菓とは現在で言う橘のこと。田道間守は10年の旅の末になんとか橘を持ち帰ったが、彼の帰国より一年前に垂仁天皇は崩御していた。深く悲しんだ田道間守は持ち帰った橘の半分を天皇の墓に捧げ、泣き叫びながら墓前で絶命したという。残った橘は皇后に献上され、各地に植え付けられて品種改良がなされた。この際に植樹された橘の子孫がミカンの原種になったと伝わる。 兵庫県の中嶋神社をはじめ、田道間守を主祭神とする神社は全国に多い。我が国にミカンをもたらした人物であることから主に「菓子の神」として信仰され、菓子業守護・健康長寿・厄除けといったご利益が期待される。

出典文献

古事記

日本書紀

神格

菓子の神

ご神徳

菓子業守護 健康長寿 厄除け

別称・異称

多遅麻毛理

たじまもり

古事記

多遅摩毛理

たじまもり

古事記

祀られている主な神社

萬寿神社
(福島県郡山市朝日1-13-5)
中嶋神社
(兵庫県豊岡市三宅1)
二宮神社
(静岡県浜名区引佐町井伊谷306)
三宅神社
(京都府舞鶴市北吸糸212-5)
橘本神社
(和歌山県海南市下津町橘本779番地)