オオトノベ 神社の神様 - 神社ファン

オオトノベ

おおとのべ

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  • 女神・女性
オオトノベ

玉蘭斎貞秀(神佛図會)

オオトノベ

音川安親(万物雛形画譜)

祭神ランキング123位

オオトノベとは?

オオトノベは記紀神話などに登場する女神。別天津神と呼ばれる造化三神のあとに現れた「神代七代」の五代目の神様。男神であるオオトノヂと一対となる夫婦神である。オオトノヂ・オオトノベの神名は、混沌とした大地が固まりつつあることを神格化しているという説があり、ヂの文字は男神を、ベの文字は女神を現している。古事記では大斗乃弁神、日本書紀では大戸之部尊と表記されている。トの文字に当たる古事記の表記「斗」にはけわしい、とがるという意味があり、日本書紀の「戸」は文字通り門戸を意味する。また、別の解釈として、トには性器の象徴とする解釈もある。そして、オオトノヂ・オオトノベに続き、「不足が無く完成した」という意味を持つオモダル・アヤカシコネの夫婦神が現れ、7代目の伊邪那岐・伊邪那美の夫婦神に繋がる。これらの事から混沌とした生命が性器を持ち、人としての形を成すための過渡期を象徴した神様とも考えられる。 オオトノベは徳島県徳島市にある宅宮神社で祭神として祀られている。オオトノベ一柱のみを主祭神とする神社は少なく、全国でも唯一と言える。宅宮神社では家宅の神として家相、方位、建築などの祈願で知られ、住まいを守る神様、開運招福の神様として敬われている。

出典文献

古事記

日本書紀

神格

大地の神 五臓の神(心臓)

ご神徳

大地の安定 開運招福

別称・異称

大斗乃弁神

おおとのべのかみ

古事記

大苫辺尊

おおとまべのみこと

日本書紀

大富辺尊

おおのまべのみこと

日本書紀

大戸摩姫尊

おおとまひめのみこと

日本書紀

大戸辺命

おおとのべのみこと

その他

大戸間辺尊

おおとまべのみこと

その他

意富斗能辺神

おおとのべのかみ

その他

関連する神様

オオトノジ 

神様グループ

オオトノヂ・オオトノベ  神世七代(古事記)  神世七代(日本書記) 

祀られている主な神社

高賀神社
(岐阜県関市洞戸高賀字宮下1217番地)
十五社神社
(岐阜県山県市大桑2281番地)
菌神社
(滋賀県栗東市中沢1-11-15)
戸神社
(兵庫県豊岡市日高町十戸12−1)
十二神社
(奈良県天理市竹之内町865)